万物はすべて座標値(経緯度数値)を持っている

−日本百選を歩いて、地方の魅力あふれる"風景・景観"を再確認しませんか−

Index
ホームページの趣旨
いろいろな日本百選の経緯度数値データ
Google Earthで日本百選を訪ねる
百選五冠王・四冠王
Googleマップに避難施設情報を表示する
「Excel」でできる 度分秒 → 度のみ への変換数式の紹介
東日本大震災と日本百選
経緯度数値が利用できるお奨め地図サイト・GISソフト
日本百選の経緯度数値データを利用したWebサイト紹介
参考にしたWebサイト
データの利用・問合せ先・更新履歴


●ホームページの趣旨
 このホームページは2つの趣旨を持っています。

1.地理空間情報を知ろう!
 平成19年8月に施行された「地理空間情報活用推進基本法」により、官民協力して地理空間情報の活用を推進していこうという動きがありますが、「何のこと?」と思っている人がほとんどかもしれません。
 ところで、『地理空間情報』とは何を示すのでしょうか? ここでは「情報」「地理情報」「地理空間情報」と言葉を細かく分け、以下のように定義しました。

情報 その面で必要とする知識。ある物事の内容や事情についての知らせ
地理情報 地球上の海・陸・山・川の分布、気候・生物・人口・都市・産業・交通などの情報
地理空間情報 (法律では)空間上の特定の地点又は区域の位置を示す情報及びこれに関連付けられた情報
(簡単に言うと)経緯度数値をもった地理情報
 ある日、富士山に登ったとします。登頂した時に「今、富士山の頂上にいるよ」と言っても、「今、北緯35度21分35秒、東経138度43分52秒にいるよ」とは誰も言わないでしょう。この時の「富士山」は"情報""地理情報"でしかありません。しかし、「富士山がどこにあるのか」を示す座標値(経緯度数値)[以下、経緯度数値]が分かれば世界における絶対的位置を示すことができます。この経緯度数値を中心として他の関連付けたデータとリンクすることによって、様々な解析が容易となります。これが"地理空間情報"の特徴です。
 通常は目立たない経緯度数値ですが、表題にあるように実は万物はすべて座標値(経緯度数値)を持っています(少しオーバーかな?)。この経緯度数値にもう少しスポットを当ててもよいのではないかと思い、本データを作成しました。


2.地方の魅力あふれる"風景・景観"を再確認しよう!
 昨今の経済状況の影響で地方経済の疲弊が進み、一方でそれに対する地域活性化策が求められています。その一つとして期待されているのが、地方の多様性あふれる観光資源です。それを後押しするように、2008(平成20)年10月に国土交通省の外局として観光庁が発足し、国全体で"観光立国の実現"に取り組む体制ができつつあります。
 しかし、著名な観光地のほかにも多くの人にぜひ一度は訪れてもらいたいというところは日本全国津々浦々にあるでしょう。そこで重要となるのが、紹介したい場所はどこにあるのか、ということではないでしょうか。
 平成の市町村合併により新しい市町村名すら十分に定着していない中、さらに細かい地点の場所を探し出すのは容易ではありません。特に中山間地の地点ではより顕著でしょう。その時にぜひ利用してもらいたいのは経緯度数値です。紙媒体の観光パンフレットの説明文の隅っこに経緯度数値を掲載するだけで、それがそこの「位置」となり、インターネットの地図サイトにその数字を入れるだけで瞬時にその場所が現れます。ぜひ、その利点を体験してください。

 このホームページで紹介している日本百選のデータは、上記の趣旨に沿って公開しているものです。一度データをご覧になってください。おそらく、皆さんが良く知っている名所よりも、"ここがこんな百選に選ばれているのか!"という箇所がほとんどでしょう。せっかく、識者の方が全国の中から選りすぐったものです。これらを大事に、またこれ以外にも自分だけの"隠れた百選"をどんどん発信し、多くの人に地方の魅力あふれる"風景・景観"を再確認してもらえるようになれば、本データを作った甲斐があるというものです。

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●いろいろな日本百選の経緯度数値データ
 世の中には、『日本百名山』をはじめ、その道に造詣の深い方々が選定した「○○百選」が多く存在し、ネット上にもそれらを詳しく紹介したサイトが数多く存在しています。しかし、その場所の経緯度を明示したものはほとんどありません。そこで、経緯度数値の良さを理解してもらうために、41種類の日本百選(追加版等も含む)の合計4147地点の経緯度数値データを調べ、また所在地も最新にしたデータを作成しました。
 経緯度数値には、「度分秒」と「度(のみ)」の2種類があります。一般的になじみがあるのは「度分秒」の方ですが、コンピュータにデータとして表示させるためには主として「分秒」も度の値に換算した値を使います。ここでは両方用意して用途によって使い分けられるようにしましたので、必要に応じてダウンロードしてください。
データ名 種別 選定機関・趣旨・目的 経緯度数値
(csvファイル)
データ項目 備  考
度分秒
(例:364028)

(例:36.67444)
日本の都市公園100選 構造物 (社)日本公園緑地協会が1989(平成元)年に公園緑地に対する愛護精神を高め、その整備を推進するために選定したもの koen01 koen02 No、名称、北緯、東経、所在地、備考  
日本百名橋 構造物 橋梁工学の専門家である大阪市都市工学情報センター理事長の松村博氏によって選定され、著書「日本百名橋」(1998年刊)にて紹介されたたもの hashi01 hashi02 No、名称、北緯、東経、所在地  
公共建築百選 構造物 国土交通省(旧建設省)が1998(平成10)年に旧・建設省の設立50周年を記念して、市民に親しまれ、地域社会への貢献度の高い、地域に根ざした優れた公共建築を選定したもの kentiku01 kentiku02 No、名称、北緯、東経、所在地、竣工年  
ダム湖百選 構造物 (財)ダム水源地環境整備センターが2005(平成17)年に所在する地方自治体首長の推薦を受けて65のダム湖を選定したもの damu01 damu02 No、ダム湖名、ダム名、北緯、東経、所在地、河川名 各ダムの位置を代表点として取得
日本百名城 構造物 (財)日本城郭協会が日本国内の名城と呼ばれる城郭を公募し、観光地としての知名度や文化財や歴史上の重要性、復元の正確性などを基準に審査の上選定、2006(平成18)年に発表したもの shiro01 shiro02 No、名称、北緯、東経、所在地  
日本の歴史公園100選 構造物 都市公園法施行50周年等記念事業実行委員会が2006(平成18)年に歴史的・文化的資源を有する優れた都市公園等を選定したもの rekishi01 rekishi02 No、名称、北緯、東経、所在地、備考  
ヘリテージング100選 構造物 毎日新聞社が2006(平成18)年に創刊135年記念事業の一環として、明治・大正・昭和(戦前)に建造された全国の「近代遺産(ヘリテージ)」を選定したもの heritaging01 heritaging02 No、名称、北緯、東経、所在地、主な代表場所 複数地点がある時はその一つを代表点として取得
ため池百選 構造物 農林水産省が2010(平成22)年に全国にあるため池の中から地域活性化の核として保全・活用される取り組みの機運を醸成するために選定したもの tameike01 tameike02 No、名称、北緯、東経、所在地  
日本の史跡101選 構造物 日本経済新聞社が「出かけよう日本の記憶をたどる旅へ」と銘打ち、国指定の史跡を基本にしながら日本全国から101カ所の史跡を選び、2007(平成19)年4月から2008(平成20)年3月の夕刊に連載したもの shiseki01 shiseki02 No、名称、北緯、東経、所在地、備考  
歴史の道百選 文化庁が1996(平成8)年に「歴史の道」及び地域の文化財への国民の関心と理解を深めることを目的に78ヶ所の街道・運河を選定したもの。 rekishimichi01 rekishimichi02 No、名称、北緯、東経、代表点箇所、都道府県名、文化庁選定箇所 主要と思われる箇所を代表点として取得
遊歩百選 読売新聞が2002(平成14)年に「自然と歴史を再発見する旅」をテ−マに全国の市町村に呼び掛けを行い、市民参加による投票と選考委員会により選定された風光明媚な遊歩道のこと yuho01 yuho02 No、名称、北緯、東経、所在地 主要と思われる箇所を代表点として取得
美しい日本のむら景観100選(農村景観百選) 風景 農林水産省が1991(平成3)年に景観を1つの視点として、自らの地域を見つめなおし、農村としての美しさ、快適さを発掘し、全国的に広報普及し、農村地域の活性化に資することを目的として選定したもの noson01 noson02 No、名称、北緯、東経、現在の市町村名 各集落の位置を代表点として取得
残したい日本の音風景100選 風景 環境省(当時環境庁)が1996(平成8)年に「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)を広く公募し、音環境を保全する上で特に意義があると認められるもの」として選定したもの oto01 oto02 No、名称、北緯、東経、所在地、分類 主要と思われる箇所を代表点として取得
かおり風景100選 風景 環境省が2001(平成13)年に日本各地の自然や生活、文化に根ざした香りのある地域を全国から募集して選定したもの kaori01 kaori02 No、名称、北緯、東経、所在地 主要と思われる箇所を代表点として取得
夜景100選 風景 新日本三大夜景・夜景100選事務局が夜景スポットを管理する全ての役所・企業に確認を行い、2004(平成16)年に公表したもの yakei01 yakei02 No、名称、北緯、東経、所在地、備考 主要と思われる箇所を代表点として取得
人と自然が織りなす日本の風景百選 風景 名鉄グループ・「人と自然が織りなす日本の風景百選 実行委員会」が、愛・地球博のパートナーシップ事業として、模範ともいえる人と自然の調和した光景・風景を2005(平成17)年に選定したもの orinasu01 orinasu02 No、名称、北緯、東経、所在地  
日本の夕陽百選 風景 NPO法人「日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会」が2005(平成17)年に認定したもの yuhi01 yuhi02 No、名称、北緯、東経、所在地  
車窓絶景100選 風景 新潮社刊「日本の鉄道車窓絶景100選」(2008年刊)の中で今尾恵介氏、杉崎行恭氏、原武史氏、矢野直美氏の4人からなる「絶景委員会」が、日本全国の“車窓から見える絶景”を紹介したもの zekkei01 zekkei02 No、区間名、路線名、北緯、東経、所在地 区間名のうち、左側の駅を代表点として取得
にほんの里100選 風景 朝日新聞、森林文化協会が2009(平成21)年に人々の暮らしによって育まれてきた、すこやかで美しい里を選定したもの nihonsato01 nihonsato02 No、名称、北緯、東経、所在地、よみがな 森林文化協会刊「にほんの里100選ガイドブック」に掲載されている里に訪れる際の目標ポイントを代表点として取得
島の宝100景 風景 国土交通省が平成21(2009)年に「島の暮らしや人々の営みがわかり、『島の宝』として次世代に引き継いでいきたい、活かしていきたい景観」として選定したもの takara01 takara02 No、島名、北緯、東経、所在地、よみがな、特徴、主な代表場所  
名水百選 環境省(当時環境庁)が1985(昭和60)年に身近な清澄な水であって、古くから地域住民の生活にとけ込み、住民自身の手によって保全活動がなされてきたものを再発見するとともに、これを広く国民に紹介することを目的として選定したもの meisui01 meisui02 No、名称、北緯、東経、所在地、種別  
水の郷百選 国土庁(現在の国土交通省)が1996(平成8)年に水環境保全の重要性を広報するため、地域固有の水をめぐる歴史文化や優れた水環境の保全に努め、水を活かした町づくりや村づくりに優れた成果をあげている地域を認定したもの mizu01 mizu02 No、認定地域名、北緯、東経、現在の市町村名 認定地域の市町村役場の位置を代表点として取得しているが、合併により市町村名の変更があったときは、旧市町村役場の位置を代表点として取得
日本百名湯 温泉教授・松田忠徳氏が日本経済新聞上(NIKKEIプラス1)に2000年4月〜2002年3月まで連載していた企画の名称、およびそこで選定された温泉 onsen01 onsen02 No、温泉名、北緯、東経、所在地  
疎水百選 農林水産省と「疏水百選」実施事務局が、2006(平成18)年に日本の農業を支えてきた代表的な用水を選定して、用水によりもたらされる”水・土・里”(みどり)を次世代に伝え、維持する活動を目的に選定したもの sosui01 sosui02 No、名称、北緯、東経、所在地 主要と思われる箇所を代表点として取得
平成の名水百選 環境省が2008(平成20)年に全国各地の「名水」とされる100ヶ所の湧水・河川(用水)・地下水を選定したもの。「名水百選」(昭和の名水百選)との重複はない。 newmeisui01 newmeisui02 No、名称、北緯、東経、所在地、種別  
日本百名峠 自然 井出孫六氏が「日本百名峠」(1982年刊)という著書で紹介したもの toge01 toge02 No、名称、北緯、東経、所在地、よみがな  
ふるさといきものの里100選 自然 ふるさといきものの里検討会、環境省(当時環境庁)が1989(平成元)年に身近な自然の象徴である小動物とその生活環境の保全・回復を図る地域住民の努力を顕彰するとともに、身近な自然の積極的な保全・創出に資することを目的として選定したもの ikimono01 ikimono02 No、名称、北緯、東経、所在地、備考 119選定地点中、9地点の位置が特定できず
日本の滝百選 自然 環境庁(現・環境省)と林野庁の後援のもと、緑の文明学会、グリーンルネッサンス、緑の地球防衛基金の3団体が主催した日本の滝選考会によって1990(平成2)年に選定したもの taki01 taki02 No、名称、北緯、東経、所在地、落差又は長さ  
日本の棚田百選 自然 農林水産省が1999(平成11)年に多面的機能を有している棚田について、その保全や保全のための整備活動を推進し、農業農村に対する理解を深めるため、優れた棚田を認定したもの tanada01 tanada02 No、名称、北緯、東経、市町村名、よみがな、集落名  
日本の地質百選 自然 地質情報整備・活用機構と全国地質調査業協会連合会が共同で発案し、「日本の地質百選選定委員会」によって地質学的にみた日本の貴重な自然資源を選定したもの。2007(平成19)年に第一次選定として83箇所、2009(平成21)年に第二次選定として37箇所、合計120箇所を選定している。 chishitsu01 chishitsu02 No、名称、北緯、東経、都道府県名 主要と思われる箇所を代表点として取得
日本の白砂青松百選 (社)日本の松の緑を守る会が1987(昭和62)年に白砂青松の松林の保全と回復を図る目的で選定したもの matsu01 matsu02 No、名称、北緯、東経、所在地、備考  
日本の渚・百選 「日本の渚・百選」 中央委員会が1996(平成8)年に「海」の持つ重要な役割を改めて広く国民に認識してもらうとともに、海の恵みに感謝し、海を大切にする国民の心をはぐくむことを目的として選定したもの nagisa01 nagisa02 No、名称、北緯、東経、所在地、備考  
快水浴場百選 環境省が2006(平成18)年に人々が水に直接触れることができる個性ある水辺を積極的に評価し、これらの快適な水浴場を広く普及することを目的として選定したもの kaisui01 kaisui02 No、名称、北緯、東経、所在地、備考  
日本の紅葉百選 樹木 不明 koyo01 koyo02 No、名称、北緯、東経、所在地  
全国森林浴の森百選 樹木 林野庁と緑の文明学会、地球環境財団が共同で、1986(昭和61)年に全国各地の森から100ヶ所を選定したもの shinrinyoku01 shinrinyoku02 No、名称、北緯、東経、所在地 ほぼ中心を代表点として取得
日本のさくら名所100選 樹木 (財)日本さくらの会が1990(平成2)年に全国各地の桜の名所から100ヶ所を選定したもの sakura01 sakura02 No、名称、北緯、東経、所在地  
新・日本街路樹百景 樹木 読売新聞社が1994年(平成6)年に読売新聞創刊120年を記念した企画で全国から集まった470景の中から選定して発表したもの gairozyu01 gairozyu02 No、名称、北緯、東経、所在地  
水源の森百選 樹木 林野庁が1995(平成7)年に水を仲立ちとして森林と人との理想的な関係がつくられている等の代表的な森を選定したもの suigen01 suigen02 No、名称、北緯、東経、所在地、地図上の代表点取得箇所 主要と思われる箇所を代表点として取得
日本百名山 登山家、文筆家であった深田久弥氏が随筆「日本百名山」(1964年刊)に記した山 100meizan01 100meizan02 No、山名、北緯、東経、よみがな、標高(m)、地域名、備考  
日本三百名山(おまけ) 日本山岳会の『山日記』編集メンバーによって1978(昭和53)年に選定した山。ここで選定されたのは200の山である。 300meizan01 300meizan02 No、山名、北緯、東経、よみがな、標高(m)、地域名、備考  
日本二百名山(おまけ) 深田久弥のファン組織である「深田クラブ」によって同クラブ創立10周年を記念して1984(昭和59)年に選定した山。ほぼ全てが三百名山に入っているが、三百名山の奈良県の山上ヶ岳を除いて、代わりに奥只見の荒沢岳が入っている。 200meizan01 200meizan02 No、山名、北緯、東経、よみがな、標高(m)、地域名、備考  
百選all(おまけ)   このHPで紹介している各百選を一つにまとめたもの hyakusen01 hyakusen02 総合No、No、名称、北緯、東経、所在地、百選名 「ふるさといきものの里100選」の不明箇所も空白として入れている
県別百選all(おまけ)   「百選all」のデータを県別・市区町村別に並び替えたもの hyakusen03 hyakusen04 県別No、総合No、No、名称、北緯、東経、所在地、百選名 「ふるさといきものの里100選」の不明箇所も空白として入れている

注意点
・最初に「度分秒」数値を取得しましたが、数値の小数点第一位を四捨五入して整数にしています。また、各箇所の中心となる位置を代表点として取得するよう努力しましたが、如何せん限られた資料の中で行っていますので、多少ずれがあるかもしれません。御了承ください。
・各csvファイルの最初の行にデータ項目名を入れています。
・世界測地系による経緯度数値を取得しています。
・「北緯364028」は「北緯36度40分28秒」、「東経1384339」は「東経138度43分39秒」のことです。
・所在地は平成26年1月1日現在の市町村名を入れています(一部、都道府県名だけのものもあり)。

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●Google Earthで日本百選を訪ねる
 本ホームページで紹介している日本百選のデータをまとめた「百選all」のデータを『Google Earth』で読める形式である「kml形式」に変換したデータを作成しました。このデータを『Google Earth』のアイコン上にドラック&ドロップをすると、地球が回転し、そして日本を拡大していくと日本百選地点が現れます。ちょっとした感動ものです。どうぞ、ご利用ください。

   GoogleEarth形式データ

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●百選五冠王・四冠王
 すべての百選を経緯度数値をキーに並び替えてみたら、面白いことに気がつきました。ある特定な箇所が複数のカテゴリーで選定されていたのです。その中で『百選五冠王』6箇所、『百選四冠王』15箇所を下記の表の通り、紹介します。「城+公園」の組み合わせが多い中、三重県名張市にある「赤目四十八滝」は道・水・自然・樹木の異なるカテゴリーで選定されており、それだけ魅力的な場所なのでしょう。このような発見もデータ化することによって容易に分かるものです。

百選五冠王
弘前城と弘前公園(青森県弘前市:都市公園、城、歴史公園、人と自然、さくら)
高田松原(岩手県陸前高田市:都市公園、歴史公園、白砂青松、渚、森林浴の森)
兼六園と金沢城公園(石川県金沢市:都市公園、城、歴史公園、人と自然、さくら)
姫路城と姫路公園(兵庫県姫路市:城、歴史公園、人と自然、夕陽、さくら)
虹の松原(佐賀県唐津市:かおり風景、白砂青松、渚、森林浴の森、街路樹)
岡城跡と岡城公園(大分県竹田市:城、歴史公園、史跡、音風景、さくら)
百選四冠王
久保田城と千秋公園(秋田県秋田市:都市公園、城、歴史公園、さくら)
浄土ヶ浜(岩手県宮古市:かおり風景、白砂青松、渚、快水浴場)
五浦海岸(茨城県北茨城市:音風景、地質、白砂青松、渚)
赤沢自然休養林(長野県上松町:遊歩、かおり風景、人と自然、森林浴の森)
高岡城と高岡古城公園(富山県高岡市:都市公園、城、歴史公園、さくら)
岡崎城と岡崎公園(愛知県岡崎市:都市公園、城、歴史公園、さくら)
赤目四十八滝(三重県名張市:遊歩、平成名水、滝、森林浴の森)
大阪城と大阪城公園(大阪府大阪市:都市公園、城、歴史公園、さくら)
明石城と明石公園(兵庫県明石市:都市公園、城、歴史公園、さくら)
慶野松原(兵庫県南あわじ市:夕陽、白砂青松、渚、快水浴場)
鳥取砂丘(鳥取県鳥取市:人と自然、夕陽、地質、渚)
室積海岸(山口県光市:白砂青松、渚、快水浴場、森林浴の森)
徳島城と徳島中央公園(徳島県徳島市:都市公園、城、歴史公園、史跡)
通潤橋(熊本県山都町:橋、音風景、人と自然、疎水)
首里城(沖縄県那覇市:都市公園、城、歴史公園、人と自然)

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●Googleマップに避難施設情報を表示する
 このページで「Googleマップで日本百選を訪ねる」を紹介していますが、さらに発展させて経緯度数値と地図が防災・減災に非常に役に立つツールであるということを紹介する事例を作成しましたので、どうぞご覧ください。

   Googleマップに避難施設情報を表示する(工事中)

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●「Excel」でできる 度分秒 → 度のみ への変換数式の紹介
 いろいろな度分秒の変換サイトがありますが、複数の経緯度数字を一括して変換できるサイトは中々ありません。そこで、一般的に良く使われる計算ソフト「Microsoft Excel」を利用して変換させるための数式を紹介します。

   「Excel」による変換数式の紹介(PDF)

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●東日本大震災と日本百選
 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、多くの方の命・生活基盤を奪うとともに、太平洋沿岸部に存在する景観も壊していきました。この沿岸部には「白砂青松百選」や「渚百選」といった海に関する百選が多く存在しています。このホームページで百選五冠王として取り上げている岩手県陸前高田市の「高田松原」もその一つですが、津波により松の木を1本残して他はすべて流されてしまったことはご存知かと思います。しかし、「高田松原」をはじめ被害のあった場所は「日本百選」に選ばれた素晴らしい景観の場所であった(ある)という事実は消えません。そこで津波や原発により被災した日本百選をまとめましたので掲載します。
(参考資料:国土地理院作成の2万5千分1浸水範囲概況図、東日本大震災津波詳細地図 上巻・下巻(古今書院))

   東日本大震災で被害のあった日本百選  PDF形式  GoogleEarth形式

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●経緯度数値が利用できるお奨め地図サイト・GISソフト
地理院地図 国土交通省国土地理院が運営していた「電子国土Web.NEXT」が大幅に機能アップ。最新の地図の他に都市圏活断層図や土地条件図などの防災の地図、空中写真画像を見ることができる。A3サイズの地図の印刷が可能。
地球探検の旅 緯度・経度指定により、Google Earth/Google Maps/地図を起動することができる
地図太郎 東京カートグラフィック(株)が提供するGIS(地理情報システム)ソフト。このHPで提供しているcsvファイルも簡単に取り込め、画面上に表示できる。2016年3月31日で廉価版の「地図太郎」が販売終了になってしまったが、「地図太郎PLUS」は外国製GISソフトに引けを取らない機能を持っている 【表示例
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●日本百選の経緯度数値データを利用したWebサイト紹介
 日本百選の経緯度数値データを公開して約7年経ちましたが、認知度が上がり、少しずつ利用されているようです。データ作成者としてうれしい限りです。

2nd 世界遺産、日本百名山、日本百選、桜名木、鉄道駅 (日本百選などの地理空間情報をいろいろな角度から検索して、地図に表示されます)
300名山Webアプリ (日本300名山の位置と標高の一覧がGoogleMapで表示されます)
onestamp (iPhoneを利用したスタンプラリーアプリの題材に利用しています)
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●参考にしたWebサイト
 本ホームページで紹介している日本百選のデータは、リンクされている上記Webサイトの他、下記のWebサイトを参考にして作成しました。ありがとうございました。

日本百選 都道府県別データベース
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Google Maps 入門
Google Maps API リファレンス
47都道府県の市区町村の公式ホームページ
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●データの利用・問合せ先・更新履歴
1.データの利用について
 当ホームページで公開しているデータの利用について、特に制限を設けていません。御自由にお使いください。できれば、利用した時は当ホームページを紹介していただければ幸いです。ただし、当ホームページのデータを用いて行う一切の行為について何ら責任を負うものではないことは御了承ください。

2.問合せ先
 データの間違いの指摘、感想等はこちらへどうぞ

3.更新履歴
H21.04.18 ホームページ公開
H21.04.21 データの利用・問合せ先・更新履歴を追加
H21.04.24 「にほんの里100選」のデータを更新し、「島の宝100景」を新たに追加。それに伴い「百選all」も更新
H21.05.12 「ふるさといきものの里100選」を新たに追加し、それに伴い「百選all」も更新
H21.05.27 「日本の地質百選」のデータを更新し、それに伴い「百選all」も更新
H21.06.01 「県別百選all」のデータを追加
H21.07.11 「Googleマップで日本百選を訪ねる」を新たに作成
H21.09.26 「Googleマップに避難施設情報を表示する」を新たに作成
H21.12.29 市町村合併(H22.01.01)に伴い市町村名データを更新
H22.01.09 「Excel」でできる度分秒→度のみへの変換数式の紹介を新たに作成
H22.03.19 「ヘリテージング100選」を新たに追加し、それに伴い「百選all」も更新
H22.04.05 市町村合併(H22.03.31)に伴い市町村名データを更新
H22.04.06 「ため池百選」を新たに追加し、それに伴い「百選all」も更新
H23.02.27 「Google Earthで日本百選を訪ねる」を新たに作成
H24.01.18 市町村合併(H24.01.04)に伴い市町村名データを更新
H24.02.13 「ため池百選」の未確認場所を更新
H24.03.18 「日本の史跡101選」を新たに追加し、それに伴い「百選all」「GoogleEarth形式データ」も更新
H24.03.30 「東日本大震災と日本百選」を新たに作成
H26.02.05 市町村合併(H26.01.01現在)に伴い市町村名データを更新。他に内容を一部変更
H26.02.09 「日本百選の経緯度数値データを利用したWebサイト紹介」を新たに作成
H26.04.05 国土地理院による三角点の標高成果改定のため、「日本百名山」「日本二百名山」「日本三百名山」の一部の山岳標高を変更
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