西13-5 押立

三千分一地形図「東京西部」西13-5 押立(原図)
西13-5 押立(原図)
「西13-5 押立」と同じ範囲の現在の地図
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「西13-5 押立」の情報
属性 内容
図番・図名 西13-5 押立(おしたて)
測量・測図年 昭和18年4月
地図の種類 原図のみ
地図の区分(描図法) 原寸図
地図に含まれる現在の行政名・町名 府中市押立町、調布市上石原・下石原・飛田給・多摩川、稲城市押立
地図に表示されている注記 行政名:北多摩、多磨村、調布町
町名・集落名:押立
鉄道名:京王電気軌道
駅名:かみいしはら
河川・池沼・上水名:多摩川
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/3,000で作成された原寸図で、図郭外の上・下には印刷図の寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれているが、図郭外にある修正指示を除けば、手描きの痕跡がほとんどなく、地図用紙に複写した図のように見える。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の右側から約 3 分の 2 は現在の調布市に相当し、左下隅には稲城市の区域がわずかに含まれる。残りは府中市である。旧町村の変遷については前述しているためここでは触れないが、現在稲城市となっている区域は、戦前には多磨村に属していた。
・上辺中央左から右辺中央にかけて等高線が連続しており、北側の立川段丘面と南側の低地面とを分ける地形的な境界を示している。中央左の低地に描かれた「押立」の集落は、低地の中でもわずかに高まった"自然堤防"上に立地している。この特徴は、国土地理院が公開する「治水地形分類図」でも確認できる。
・図の下部中央から右下にかけては、複雑な形状の池のような地形が描かれている。これは多摩川で砂利を採取した跡で、「東京西部」の地図にしばしば見られる特徴である。治水地形分類図でも、この区域は埋め立て後の盛土地として表現されている。