西16-4 回田

三千分一地形図「東京西部」西16-4 回田(原図)
西16-4 回田(原図)
「西16-4 回田」と同じ範囲の現在の地図
「西16-4 回田」と同じ範囲の現在の地図

「西16-4 回田」の情報
属性 内容
図番・図名 西16-4 回田(めぐりた)
測量・測図年 昭和18年9月
地図の種類 原図、印刷図
地図の区分(描図法) 縮小図
地図に含まれる現在の行政名・町名 東村山市廻田町・美住町・富士見町、東大和市清水
地図に表示されている注記 行政名:北多摩、東村山町、大和村
町名・集落名:中ノ割、前野、回田
鉄道名:武蔵野鉄道多摩湖線
道路名:青梅志木線
河川・池沼・上水名:空堀、前川
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/4,000で作成された縮小図で、左上には印刷図に仕立てる際の図郭の引き伸ばし寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれており、主要な地名や地物の注記が書き込まれている。
・図郭外には「各曲線標高描入(標高数値を入れる)」「隣図地界あり接合不合」など、作図に関する細かな修正指示が多数書き込まれている。これらから、当時の地図作成が丁寧に進められていた様子がうかがえる。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の大部分は現在の東村山市に相当し、左辺中央から下辺左にかけての一部は東大和市の区域が含まれる。左隅に記された「大和村」は、1954(昭和29)年に大和町となり、1970(昭和45)年の市制施行により東大和市となっている。旧東村山町の変遷については前述しているため、ここでは触れない。
・左辺中央から下辺右隅にかけて描かれている武蔵野鉄道多摩湖線(現在の西武多摩湖線)の北側には、細い道路が並行して描かれている。これは現在の保谷狭山自然公園自転車道(別名・多摩湖自転車歩行者道)にあたる。「西11-1 野中」で紹介したように、村山貯水池(多摩湖)から境浄水場へ向かう送水管の上に敷設されたもので、当時は「水道道路」と呼ばれていた。
・図の下部では空堀(空堀川)が東へ流れているが、多摩湖線の西側には砂点が線状に描かれている。これは「涸川(かれがわ)」を示す記号で、平常時には水量が少なく河床が露出している状態を表す。ただし、戦後の空中写真では河川の形状が明瞭に確認できる。
③その他
・地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)で印刷図を閲覧できる。
・参考文献:『多摩地形図』(之潮)ほか