西38-3 郷地

三千分一地形図「東京西部」西38-3 郷地(原図)
西38-3 郷地(原図)
「西38-3 郷地」と同じ範囲の現在の地図
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「西38-3 郷地」の情報
属性 内容
図番・図名 西38-3 郷地(ごうち)
測量・測図年 昭和17年6月
地図の種類 原図のみ
地図の区分(描図法) 詳細原寸図
地図に含まれる現在の行政名・町名 立川市富士見町、昭島市東町・福島町・郷地町・玉川町
地図に表示されている注記 行政名:北多摩、昭和町、立川市
町名・集落名:郷地、福島、富士見町
官公庁・研究所名:府立農事試験場
会社・工場名:日本航空機工業
鉄道名:五日市線、青梅電鉄、貨物線
駅名:ごうち、むさしふくしま
河川・池沼・上水名:多摩川
豆知識 ①地図全体の特徴
・「東京西部」の原図群は昭和17年6月に最初の20面が作成され、本図はその中の1面として描かれたものである。
・縮尺は1/3,000、等高線は1m間隔で描かれている。図郭外に貼り込まれた測量年・縮尺バーなど4か所の整飾を除けば、地図面は細密で統一感のある線描で構成されている。
・「東京西部」の原図群の中でもとりわけ完成度が高く、本サイトではその精度を踏まえて「詳細原寸図」としている。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図は、現在の昭島市と立川市にほぼ二分される。図に記されている「立川市」は、1940(昭和15)年に東京府で東京市・八王子市に次いで3番目に市制施行して成立し、1963(昭和38)年に砂川町を編入して現在の市域となった。旧昭和町の変遷については前述しているため、ここでは触れない。
・図の中央部を東西に走る等高線の密集は、段丘面と低地を分ける段丘崖である。段丘面は立川段丘面と低位段丘面の2面に区分されており、それらを分ける等高線も描かれている。
・図の右上に描かれている「府立農事試験場」は、稲作技術の改良による食糧生産性向上を目的として1900(明治33)年に中野区で設立され、1924(大正13)年にこの地へ移転した。現在は東京都農林水産振興財団の試験研究部門である東京都農林総合研究センターとなっている。なお、段丘崖下に描かれた果樹園記号や区画道路の範囲も同試験場の敷地に含まれる。
・図の左下隅には、多摩川の砂利採取を示す「池(砂利穴)」と「砂礫採取場」の記号が描かれている。その南側には「貨物線」が描かれているが、採取した砂利を処理する工場や搬出先の駅までは本図には示されていない。