西12-8 紅葉ヶ丘

三千分一地形図「東京西部」西12-8 紅葉ヶ丘(原図)
西12-8 紅葉ヶ丘(原図)
「西12-8 紅葉ヶ丘」と同じ範囲の現在の地図
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「西12-8 紅葉ヶ丘」の情報
属性 内容
図番・図名 西12-8 紅葉ヶ丘(もみじがおか)
測量・測図年 昭和17年6月
地図の種類 原図、印刷図
地図の区分(描図法) 詳細原寸図
地図に含まれる現在の行政名・町名 三鷹市大沢、府中市多磨町・紅葉丘・朝日町、調布市野水・西町
地図に表示されている注記 行政名:多磨村、調布町、三鷹町
町名・集落名:大沢、尾原、上石原、上染屋、車返、坂下、ササメ久保、下染屋、出山、西畠、野水、紅葉ヶ丘
飛地名:調布町飛地
建物・住宅名:事務所、納骨堂
神社・寺院・宗教施設名:普賢寺、龍源寺
墓・碑名:近藤勇墓、多磨墓地
鉄道名:西武鉄道多摩線
駅名:たまぼちまえ
陸軍施設名:調布飛行場、東部第百八部隊
豆知識 ①地図全体の特徴
・「東京西部」の原図群は昭和17年6月に最初の20面が作成され、本図はその中の1面として描かれたものである。
・縮尺は1/3,000、等高線は1m間隔で描かれている。図郭外に貼り込まれた測量年・縮尺バーなど4か所の整飾を除けば、地図面は細密で統一感のある線描で構成されている。
・「東京西部」の原図群の中でもとりわけ完成度が高く、本サイトではその精度を踏まえて「詳細原寸図」としている。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の左側約3分の2は現在の府中市で、右側は調布市と三鷹市に相当する。旧町村の変遷については前述しているため、ここでは触れない。
・図の大部分を占めるのは、「調布飛行場」と、右辺下に見える「東部第百八部隊」に代表される陸軍施設である。印刷図では当然ながら白地化されているが、書籍『多摩地形図』でも詳細な解説がない中、原図の存在によってその実態が確認できる点は極めて意義深い。
・調布飛行場は、東京府が都市計画事業として建設した公共用飛行場として 1941(昭和16)年 4 月に開設されたが、同年 7 月には陸軍の管理下に入った。全長 1000m・幅 80m のコンクリート舗装滑走路が存在し、その一部が本図にも描かれている。戦後はアメリカ軍の管理下に置かれたが、1973(昭和48)年に全面返還され、その後、都営コミューター空港として再開港した。
・旧調布飛行場の西側は、現在、武蔵野の森公園、東京外国語大学、警察大学校などの施設が立地している。
③その他
・地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)で印刷図を閲覧できる。
・参考文献:『多摩地形図』(之潮)ほか