西16-9 小平

三千分一地形図「東京西部」西16-9 小平(原図)
西16-9 小平(原図)
「西16-9 小平」と同じ範囲の現在の地図
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「西16-9 小平」の情報
属性 内容
図番・図名 西16-9 小平(こだいら)
測量・測図年 昭和18年9月
地図の種類 原図、印刷図
地図の区分(描図法) 縮小図
地図に含まれる現在の行政名・町名 小平市美園町・大沼町、東村山市萩山町、東久留米市柳窪
地図に表示されている注記 行政名:北多摩、久留米村、小平村、東村山町
町名・集落名:大沼田新田、萩山
病院・厚生施設名:多摩済生院
神社・寺院・宗教施設名:長福寺、天神社
鉄道名:西武鉄道村山線、多摩湖鉄道
駅名:こだいら、もとこだいら
道路名:天神山通
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/4,000で作成された縮小図で、左上には印刷図に仕立てる際の図郭の引き伸ばし寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれており、主要な地名や地物の注記は貼り込みで示されている。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・本図は、現在の小平市・東久留米市・東村山市の3市にまたがる範囲を描いている。旧町村の変遷については前項で述べているため、ここでは触れない。
・現在の地図と照合すると、この図の大部分を小平霊園が占めている。小平霊園は1948(昭和23)年5月に開園した都営の公園墓地であるが、その計画は戦時中にすでに進められていた。1944(昭和19)年3月19日の「第41回都市計画東京地方委員会」で小平霊園新設計画が正式に決定しており、議事速記録からは委員会幹事が「東京西部」の地図を事前に確認し、説明していたことが読み取れる。なお、当日の説明内容についてはこちらを参照されたい。
・図の上辺中央から南西方向に涸川が描かれ、途中で途切れている。この地点は黒目川の源流にあたり、現在の小平霊園内に位置する。ここは「さいかち窪」と呼ばれ、普段は枯れた窪地だが、長雨が続くと湧水が復活して池が現れるという特徴的な地形である。「東京西部」の地図でも66.25mの等高線によって谷地形が明瞭に描かれている。現地の地形については地理院地図で確認できる。
③その他
・地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)で印刷図を閲覧できる。
・参考文献:『多摩地形図』(之潮)ほか