西26-2 金乗院

西26-2 金乗院(原図)

「西26-2 金乗院」と同じ範囲の現在の地図
| 属性 | 内容 |
|---|---|
| 図番・図名 | 西26-2 金乗院(こんじょういん) |
| 測量・測図年 | 昭和18年10月 |
| 地図の種類 | 原図、印刷図 |
| 地図の区分(描図法) | 縮小図 |
| 地図に含まれる現在の行政名・町名 | 所沢市上山口・山口、東大和市芋窪・奈良橋・湖畔 |
| 地図に表示されている注記 |
行政名:入間、北多摩、所沢町、大和村 町名・集落名:上山口新堀 神社・寺院・宗教施設名:金乗院 鉄道名:武蔵野鉄道 駅名:むらやま |
| 豆知識 |
①地図全体の特徴 ・縮尺1/4,000で作成された縮小図で、左上には印刷図に仕立てる際の図郭の引き伸ばし寸法が記されている。 ・等高線は5m間隔で描かれており、主要な地名や地物の注記が書き込まれている。 ・原図の図郭外右上には朱色で『軍事秘密』の押印があり、その上から印刷図に見られる『極秘』の文字が記された紙が貼られている。 ②地図に描かれた内容から読み取れること ・図の上半分を東西に走る道路を境に、北側が現在の埼玉県所沢市、南側が東大和市に相当する。旧町村の変遷については前述しているため、ここでは触れない。 ・図の中央に描かれた湖は、前述の村山貯水池(多摩湖)である。地図上に名称が記されていないのは、重要インフラを保護する意図があった可能性がある。貯水池左側のダム堤体の南には、湖面に突き出す橋と円形の地物が描かれているが、これは貯水池の水を取水するための「取水塔」である。 ・図の左上には武蔵野鉄道「村山駅」が描かれている。村山貯水池の完成後、周辺は行楽地として注目され、「武蔵野鉄道」「多摩湖鉄道」「(旧)西武鉄道」の3社が新線を開通させ、観光客の誘致を競ったとされる。武蔵野鉄道は西所沢駅から山口線を敷設し、村山駅(開業時は「村山公園駅」)を設置したが、太平洋戦争の激化により観光需要が減少し、1944(昭和19)年に山口線は休止された。 ・図名にもなっている「金乗院」は、弘法大師(空海)が弘仁年間(810~824年)に開いたと伝わる真言宗寺院で、武蔵野33観音の第13番札所でもある。 ③その他 ・地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)で印刷図を閲覧できる。 ・参考文献:『多摩地形図』(之潮)ほか |