西4-7 玉川上水

三千分一地形図「東京西部」西4-7 玉川上水(原図)
西4-7 玉川上水(原図)
「西4-7 玉川上水」と同じ範囲の現在の地図
「西4-7 玉川上水」と同じ範囲の現在の地図

「西4-7 玉川上水」の情報
属性 内容
図番・図名 西4-7 玉川上水(たまがわじょうすい)
測量・測図年 昭和19年12月
地図の種類 原図、印刷図
地図の区分(描図法) 縮小図
地図に含まれる現在の行政名・町名 武蔵野市関前・緑町・西久保・中町・境・八幡町、三鷹市上連雀
地図に表示されている注記 行政名:北多摩、三鷹町、武蔵野町
町名・集落名:上野、上連雀、吉祥寺、久保、耕地、境本村、山谷、新道北、関前、中通、中道南、西窪、野田、南、八丁、東野、堀合、本窪、宮前
官公庁・研究所名:武蔵野憲兵分隊、武蔵野郵便局
学校・教育・運動施設名:武蔵野学園、武蔵野国民学校
会社・工場名:日本舶用無線
神社・寺院・宗教施設名:源正寺
道路名:五日市街道
橋梁名:大橋、欅橋
河川・池沼・上水名:玉川上水
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/4,000で作成された縮小図で、左上には印刷図に仕立てる際の図郭の引き伸ばし寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれており、主要な地名や地物の注記は、書き込みと貼り込みが混在している。
・この図の作成年は「昭和19年12月測図」と記されているが、西4の9面のうち「西4-5 野田北」「西4-7 玉川上水」を除く7面は「昭和18年12月測図」となっている。しかし、原図の押印欄に記された担当者名は9面すべて同一で、図柄の特徴もよく似ているため、作成年の差異には疑問が残る。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の大半が現在の武蔵野市で、境浄水場より南の一部を除いた玉川上水以南が三鷹市の範囲である。
・図に記されている「三鷹町」は、1950(昭和25)年の市制施行により三鷹市となった。旧武蔵野町の変遷については前述しているため、ここでは触れない。
・この図では境浄水場の施設(緩速ろ過池など)が描かれているが、左隣図(西11-9 境北部〔昭和18年4月測図〕)にはこれらの施設が描かれていない(原図は無描)。境浄水場は、東京市の水道需要の逼迫を受けて1924(大正13)年3月30日に通水を開始し、村山貯水池(多摩湖)・山口貯水池(狭山湖)の完成後、1927(昭和2)年に両貯水池の水を引き入れた。これにより、日本最大規模の緩速ろ過方式の浄水場となっている。
・境浄水場から左下方向に延びる鉄道は、緩速ろ過池で使用する砂を輸送するために中央本線武蔵境駅から敷設された引込線である。廃線後は本村公園として整備されている。
・図の中央上に描かれた「武蔵野国民学校」は、現在の武蔵野市立第五小学校である。
③その他
・地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)で印刷図を閲覧できる。
・参考文献:『多摩地形図』(之潮)ほか