西5-1 三鷹駅

三千分一地形図「東京西部」西5-1 三鷹駅(原図)
西5-1 三鷹駅(原図)
「西5-1 三鷹駅」と同じ範囲の現在の地図
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「西5-1 三鷹駅」の情報
属性 内容
図番・図名 西5-1 三鷹駅(みたかえき)
測量・測図年 昭和18年4月
地図の種類 原図のみ
地図の区分(描図法) 原寸図
地図に含まれる現在の行政名・町名 武蔵野市境南町、三鷹市上連雀・下連雀・井口
地図に表示されている注記 行政名:三鷹町、武蔵野町
町名・集落名:上連雀、下雀連、新道北、通北、通南、橋上北浦、堀合、本村、南横町
学校・教育・運動施設名:(高獣校)
病院・厚生施設名:井之頭病院
神社・寺院・宗教施設名:井口院、神明社、禅林寺、八幡神社
駅名:みたか
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/3,000で作成された原寸図で、図郭外の上・下・左には印刷図の寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれているが、図郭外にある修正指示を除けば、手描きの痕跡がほとんどなく、地図用紙に複写した図のように見える。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の右上隅および左中央より上の部分は現在の武蔵野市で、それ以外は三鷹市にあたる。
・図に記されている「武蔵野町」は1947(昭和22)年に、「三鷹町」は1950(昭和25)年の市制施行により、それぞれ市となった。
・図の上辺を東西に直線状に走る鉄道は中央本線である。左上隅で中央本線から北へ分岐する線路は境浄水場への貨物引込線で、濾過材となる砂や石を運搬するために敷設された。
・三鷹駅の西側に描かれた引込線は白い紙で覆われている。これは印刷時に地物を消すための処理で、「地物遮蔽」と呼んでいる。「東京西部」の地図では、軍事施設・軍需工場のほか、インフラ施設にも同様の遮蔽が施された例が散見される。
・この白紙で覆われた部分には、北と南を結ぶ跨線橋が描かれている。これは「三鷹跨線人道橋(みたかこせんじんどうきょう)」で、中央線の車両や富士山を望むことができる人気の展望スポットであった。老朽化により21世紀に入ってから閉鎖が検討され、2023(令和5)年12月10日に閉鎖され、その後撤去工事が進められている。
・左上の中央本線の下には「文(高獣校)」の記号が見える。1881(明治14)年に日本初の私立獣医学校として創立され、1937(昭和12)年にこの地へ移転、翌年に専門学校へ昇格して日本高等獣医学校となった。現在の日本獣医生命科学大学である。