西13-8 矢野口

三千分一地形図「東京西部」西13-8 矢野口(原図)
西13-8 矢野口(原図)
「西13-8 矢野口」と同じ範囲の現在の地図
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「西13-8 矢野口」の情報
属性 内容
図番・図名 西13-8 矢野口(やのくち)
測量・測図年 昭和18年4月
地図の種類 原図のみ
地図の区分(描図法) 原寸図
地図に含まれる現在の行政名・町名 府中市押立町、調布市多摩川、稲城市矢野口・押立、川崎市多摩区菅・菅野戸呂
地図に表示されている注記 行政名:稲城村、川崎市、北多摩、多磨村、調布町、南多摩
町名・集落名:榎戸、三谷、芝間、杉崎通、菅、塚戸、中島、野戸呂、矢野口
学校・教育・運動施設名:市立一中郊外学園
鉄道名:南武鉄道
駅名:やのくち
橋梁名:多摩川原橋
河川・池沼・上水名:多摩川
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/3,000で作成された原寸図で、図郭外の上・下には印刷図の寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれているが、図郭外にある修正指示を除けば、手描きの痕跡がほとんどなく、地図用紙に複写した図のように見える。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の左から半分以上が現在の稲城市で、上辺中央にはわずかに府中市が顔を見せ、その東側が調布市にあたる。多摩川より南側では、稲城市の右隣が川崎市多摩区に相当する。川崎市を除く旧町村の変遷については前述しているため、ここでは触れない。
・図の左上には「市立一中郊外学園」と記され、敷地内には楕円形の二重破線で描かれた運動場と、2棟の建物が確認できる。名称からみて、当時の第一東京市立中学校(現在の千代田区立九段中等教育学校)の生徒が利用した郊外施設と考えられる。運動場の存在や建物配置から、宿泊を伴う研修や運動訓練などを行うための学園として整備されていた可能性が高い。
・右下には多摩川の堤防としての役割を持つ道路が描かれているが、川崎市側の道路両側には並木の記号が付されている。これは、右隣図から続く「稲田堤」を示している。