西18-7 西府本宿

三千分一地形図「東京西部」西18-7 西府本宿(原図)
西18-7 西府本宿(原図)
「西18-7 西府本宿」と同じ範囲の現在の地図
「西18-7 西府本宿」と同じ範囲の現在の地図

「西18-7 西府本宿」の情報
属性 内容
図番・図名 西18-7 西府本宿(にしふほんしゅく)
測量・測図年 昭和18年4月
地図の種類 原図のみ
地図の区分(描図法) 原寸図
地図に含まれる現在の行政名・町名 府中市西原町・西府町・本宿町・日新町、国立市谷保・富士見台
地図に表示されている注記 行政名:西府村、谷保村
町名・集落名:上組、下組、下谷保、中組、本宿
神社・寺院・宗教施設名:熊野神社
鉄道名:南武鉄道
駅名:にしふ
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/3,000で作成された原寸図で、図郭外の上・下には印刷図の寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれているが、図郭外にある修正指示を除けば、手描きの痕跡がほとんどなく、地図用紙に複写した図のように見える。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の左側約3分の1が現在の国立市に相当し、残りは府中市である。旧町村の変遷については前述しているため、ここでは触れない。
・左辺中央上から下辺中央にかけて、数本の等高線が束状に描かれている。これは、東側の立川段丘面と西側の低地面とを分ける段丘縁の地形的境界を示している。低地面には水田記号が一面に描かれており、注記はないが、左辺中央下から下辺中央にかけて府中用水が流路として描かれていることが読み取れる。
・左辺上から右辺下へと太い道路が通っているが、これも注記はないものの甲州街道である。右下の甲州街道沿いには「本宿(ほんしゅく)」と呼ばれる集落が描かれており、1889(明治22)年に西府村が成立する以前の本宿村の中心集落であった。街道沿いには西府村役場や市場の記号も描かれており、当時の行政機能や生活の中心がこの付近にあったことがうかがえる。
・図の中央やや西には南武鉄道(現在の南武線)「西府駅」が描かれているが、同鉄道の国有化(昭和19年)に伴い、下隣図(西19-1 中河原)に描かれている「本宿駅」とともに廃止されている。その後、2009(平成21)年3月に新府中街道よりやや西側に位置を移して、新たに「西府駅」が開業している。