西18-8 府中西北部

西18-8 府中西北部(原図)

「西18-8 府中西北部」と同じ範囲の現在の地図
| 属性 | 内容 |
|---|---|
| 図番・図名 | 西18-8 府中西北部(ふちゅうせいほくぶ) |
| 測量・測図年 | 昭和18年4月 |
| 地図の種類 | 原図のみ |
| 地図の区分(描図法) | 原寸図 |
| 地図に含まれる現在の行政名・町名 | 府中市東芝町・本宿町・美好町・片町・宮西町・寿町・晴美町・府中町・幸町・宮町 |
| 地図に表示されている注記 |
行政名:西府村、府中町 町名・集落名:片町、屋敷分 学校・教育・運動施設名:農蚕学校 会社・工場名:日本製鋼所武蔵製作所(透過可能) 病院・厚生施設名:安立園 鉄道名:貨物線、京王電気軌道、下河原貨物線 駅名:ふちゅう 道路名:甲州街道 |
| 豆知識 |
①地図全体の特徴 ・縮尺1/3,000で作成された原寸図で、図郭外の上・下・左には印刷図の寸法が記されている。 ・等高線は5m間隔で描かれているが、図郭外にある修正指示を除けば、手描きの痕跡がほとんどなく、地図用紙に複写した図のように見える。 ②地図に描かれた内容から読み取れること ・図の全域が現在の府中市にあたる。 ・図の左側から中央にかけて、2か所に地物遮蔽が施されている。上側の区域は西18-5で述べた芝浦電気府中工場、下側の区域は日本製鋼所武蔵製作所の施設で、いずれも白い紙で覆われている。「日本製鋼所武蔵製作所」は1917(大正6)年に開設された重工業工場で、戦前・戦中には砲身などの軍需品を製造していた。 ・図の右下隅の一角は当時の府中町の中心部で、郡役所、町役場、警察署が配置され、甲州街道沿いには銀行のほか、商店が立ち並んでいた。 ・右辺下部には、京王電気軌道(現在の京王電鉄京王線)の府中駅が描かれている。そのすぐ西側の道路沿いには並木の記号が描かれており、これは「馬場大門のケヤキ並木」を示している。1924(大正13)年に国指定の天然記念物となったもので、ケヤキ並木として天然記念物に指定されているのは全国でここだけである。なお「馬場大門」は、下隣図に描かれている大國魂神社の参道の名称である。 ・図の右中央上に描かれている「農蚕学校」は、1909(明治42)年創立の東京府北多摩郡立農業学校を前身とする農業学校である。戦後は東京都立農業高等学校に改称され、現在まで続いている。 |