西36-6 中藤

三千分一地形図「東京西部」西36-6 中藤(原図)
西36-6 中藤(原図)
「西36-6 中藤」と同じ範囲の現在の地図
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「西36-6 中藤」の情報
属性 内容
図番・図名 西36-6 中藤(なかとう)
測量・測図年 昭和18年12月
地図の種類 原図、印刷図
地図の区分(描図法) 縮小図
地図に含まれる現在の行政名・町名 武蔵村山市本町・中央・三ツ藤・榎・学園・中藤
地図に表示されている注記 行政名:北多摩、砂川村、村山村
町名・集落名:中藤、中村、萩ノ尾、原山、横田
神社・寺院・宗教施設名:神明社、長圓寺
その他の地名:三本榎
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/4,000で作成された縮小図で、左上には印刷図に仕立てる際の図郭の引き伸ばし寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれており、主要な地名や地物の注記は貼り込みで示されている。
・原図の図郭外右上には朱色で『軍事秘密』の押印があり、その左に印刷図に見られる『極秘』の文字が記された紙が貼られている。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の全域は現在の武蔵村山市に相当する。左下隅には「砂川村」(現在の立川市)の注記が見られるが、当時は残堀川沿いの一部区域が砂川村に属していたものの、現在は武蔵村山市の区域となっている。
・図の左上に描かれた太い道路と二条道路は、山口貯水池(昭和9年完成)の堰堤工事で使用する多摩川の砂利を運搬するために敷設された「羽村山口軽便鉄道」の軌道跡である。羽村山口軽便鉄道については、こちらを参照されたい。
・図の中心に描かれている「文」記号の学校は、現在の武蔵村山市立第一小学校にあたる。
・図の中央下には「三本榎」の注記と「独立樹(潤葉)」記号が2つ描かれている。これは明治(または江戸)時代から存在する樹木で、1976(昭和51)年に武蔵村山市の史跡指定を受けた巨樹である。西側から「乙幡榎(おっぱたえのき)」「加藤榎(かとうえのき)」と呼ばれ、本来はその東に「奥住榎(おくずみえのき)」があるが、地図には描かれていない。現在は、昭和60年代以降に病虫害の症状が見られたことなどから伐採・移植が行われ、奥住榎を除き二代目の榎が立っている。
③その他
・地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)で印刷図を閲覧できる。
・参考文献:『多摩地形図』(之潮)ほか