西46-5 高月

三千分一地形図「東京西部」西46-5 高月(原図)
西46-5 高月(原図)
「西46-5 高月」と同じ範囲の現在の地図
「西46-5 高月」と同じ範囲の現在の地図

「西46-5 高月」の情報
属性 内容
図番・図名 西46-5 高月(たかつき)
測量・測図年 昭和19年5月
地図の種類 原図、印刷図
地図の区分(描図法) 縮小図
地図に含まれる現在の行政名・町名 八王子市高月町、福生市南田園、あきる野市小川・小川東・二宮東・野辺
地図に表示されている注記 行政名:加住村、西多摩、東秋留村、福生町、南多摩
町名・集落名:小川、上久保、久保、小仲、清水、下久保、高月
神社・寺院・宗教施設名:熊野神社、宝清寺、法林寺
橋梁名:東秋留橋
河川・池沼・上水名:秋川、多摩川
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/4,000で作成された縮小図で、左上には印刷図に仕立てる際の図郭の引き伸ばし寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれており、主要な地名や地物の注記は貼り込みで示されている。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の大部分は現在のあきる野市に相当し、左下に八王子市、右上に福生市の区域が含まれる。旧町村の変遷については前述しているため、ここでは触れない。
・図の右辺近くを南北に多摩川が流れており、その中央には破線で示された木橋が2か所描かれている。「西45-8 福生」で「福生渡」について述べたが、この付近にも「熊川の渡し」と呼ばれた渡し場があった。福生市の資料によれば、昭和初期の写真に渡し舟と木橋が写っていることが確認できる。
・図の左下から中央にかけては、曲流する「秋川」が描かれている。秋川左岸は水流の攻撃斜面にあたり、図には治水施設として「切石混凝・土煉瓦」による被覆が記されている。右岸側には「高月」の集落が描かれているが、治水地形分類図によると、この場所は「自然堤防」に分類される微高地で、低地との比高差は約1m程度にすぎない。それでも古くから集落が立地していることは、一定の水害リスクが相対的に小さかったことを示唆している。
③その他
・地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)で印刷図を閲覧できる。
・参考文献:『多摩地形図』(之潮)ほか