西5-8 新川

三千分一地形図「東京西部」西5-8 新川(原図)
西5-8 新川(原図)
「西5-8 新川」と同じ範囲の現在の地図
「西5-8 新川」と同じ範囲の現在の地図

「西5-8 新川」の情報
属性 内容
図番・図名 西5-8 新川(しんかわ)
測量・測図年 昭和18年4月
地図の種類 原図のみ
地図の区分(描図法) 原寸図
地図に含まれる現在の行政名・町名 三鷹市新川・中原・北野、調布市深大寺東町
地図に表示されている注記 行政名:神代村、三鷹町
町名・集落名:北野谷端、新川、新川東、天神前、天神前北浦耕地、天神山、中島、中仙川、西原、本村、谷端
官公庁・研究所名:中央航空研究所
神社・寺院・宗教施設名:勝淵神社、中島神社
豆知識 ①地図全体の特徴
・縮尺1/3,000で作成された原寸図で、図郭外の上・下には印刷図の寸法が記されている。
・等高線は5m間隔で描かれているが、図郭外にある修正指示を除けば、手描きの痕跡がほとんどなく、地図用紙に複写した図のように見える。
・図郭外左上には、「中央航空研究所」を覆っていたと思われる白い紙と、それを押さえていたテープがそのまま残っている。
②地図に描かれた内容から読み取れること
・図の大部分は現在の三鷹市で、左下と右下に調布市がわずかに顔をのぞかせている。旧町村の変遷については前述しているため、ここでは触れない。
・「中央航空研究所」は、1939(昭和14)年に当時の逓信省の一局として三鷹町・神代村に設立された航空技術研究機関である。主に高速成層圏飛行機の開発を目指していたが、敗戦により解散させられた。跡地には現在、海上技術安全研究所、杏林大学三鷹キャンパス、消防大学校などが置かれている。
・図の三鷹村の注記の上に描かれている池から流れ出ているのは仙川である。しかし、現在の仙川はさらに上流の三鷹市下連雀の町域から流れ始めている。
・図中央には、水田に囲まれて取り残されたように見える地形が描かれている。ここは「島屋敷」と呼ばれた中世から近世にかけての屋敷・陣屋跡で、近年の発掘調査により中世集落や旗本陣屋の存在が確認され、さらに旧石器・縄文時代の遺物や古代の住居跡も発見されている。1956(昭和31)年には、都内初の公団住宅である新川住宅が建設された。