西27-9 中藤新田

西27-9 中藤新田(原図)

「西27-9 中藤新田」と同じ範囲の現在の地図
| 属性 | 内容 |
|---|---|
| 図番・図名 | 西27-9 中藤新田(なかとうしんでん) |
| 測量・測図年 | 昭和18年3月 |
| 地図の種類 | 原図、印刷図 |
| 地図の区分(描図法) | 詳細原寸図 |
| 地図に含まれる現在の行政名・町名 | 立川市栄町・若葉町、国分寺市西町・高木町・光町・新町・富士本・並木町、国立市北 |
| 地図に表示されている注記 |
行政名:国分寺町、砂川村 町名・集落名:上谷保新田、高木新田、中藤新田、平兵衛新田、弁天、弁天飛地、南榎戸、南砂川組 飛地名:榎戸新田飛地、野中新田飛地、弁天飛地 学校・教育・運動施設名:国分寺第二校 神社・寺院・宗教施設名:観音寺、神明社 陸軍施設名:陸軍獣医資材本廠 |
| 豆知識 |
①地図全体の特徴 ・縮尺は1/3,000、等高線は1m間隔で描かれている。図郭外に貼り込まれた測量年・縮尺バーなど4か所の整飾を除けば、地図面は細密で統一感のある線描で構成されている。 ・「東京西部」の原図群の中でもとりわけ完成度が高く、本サイトではその精度を踏まえて「詳細原寸図」としている。 ②地図に描かれた内容から読み取れること ・図の大部分は現在の国分寺市に相当し、左側および右上隅が立川市、左下隅が国立市の区域となる。旧町村の変遷については前述しているため、ここでは触れない。 ・上辺左から右下隅にかけて等高線が密に描かれているが、これは段丘崖(国分寺崖線)を示す。崖線の東側は武蔵野段丘面、西側は立川段丘面である。段丘面上では、地類(植生界)記号の上に茶畑や桑畑の記号が重ねて描かれており、これは畑の畔に茶樹や桑を植えて表土の飛散を防いだ「畦畔茶(けいはんちゃ)」の存在を示す。 ・国分寺崖線に沿って、上辺左から中藤新田分水が流れている。この分水は中藤新田で二手に分かれ、一方は高木新田-南榎戸の集落を通って右隣図(西17-7 戸倉新田)の戸倉新田へ流れる。もう一方は段丘崖の基部に沿って南へ向かう。なお、中藤新田分水は砂川用水からの分水とされるが、上隣図(西27-6 十番組)にはその分岐部分が描かれておらず確認できない。また、中藤新田分水と畦畔茶については、『「東京西部」の見どころ』に別途資料を作成しているので、こちらを参照されたい。 ・図の右下に描かれている「国分寺第二校」は、現在の国分寺市立第二小学校にあたる。 ・図の下中央に格子状の道路が描かれている区域は、「西18-1 国立東部」で述べたように、箱根土地株式会社が学園都市構想のもとで開発した地域である。 ・図の左下隅に描かれている「陸軍獣医資材本廠」については、「西27-8 北立川」の説明を参照されたい。 ③その他 ・地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)で印刷図を閲覧できる。 ・参考文献:『多摩地形図』(之潮)ほか |