五千分一「東京図測量原図」及び「東京図」 案内
-明治初期の東京の都市景観を記録した地図史料-

本サイトは、明治16年から20年頃に作成された五千分一「東京図測量原図」、及び五千分一「東京図」を紹介し、当時の東京市中の姿を読み解くための案内ページです。特に、「東京図測量原図」を後世に伝える歴史的・文化的価値を有する地図史料として位置づけ、歴史研究や映像制作の時代考証資料として広く活用されることを願って公開しています。
はじめに
徳川幕府の終焉とともに江戸時代は幕を閉じ、日本は明治時代へと移行しました。明治初期には西洋文化の流入と近代化が急速に進み、東京市中では彩色を施した精密な大縮尺地図が作成されました。
この地図が 『五千分一東京図測量原図』(以下、本サイトでは「東京図測量原図」とします)であり、これをもとに製版・出版された 『五千分一東京図』(以下、本サイトでは「東京図」とします)も併せて作成されています。両図は、文明開化期の都市景観を具体的に伝える貴重な地図史料です。

上図のうち、左図は東京図測量原図の作成範囲を現代の地図上に重ねて示したもの、右図は冒頭の「明治16年頃の東京中心部(東京図測量原図)」に対応する現代地図です。作成地域は現在の東京23区のうち、千代田区全域を含む10区に及び、いわゆる「鹿鳴館時代(明治16年~20年頃)」の東京の街並みを知ることができます。
また、冒頭に掲載している 「明治16年頃の東京中心部(東京図測量原図)」 からは、皇居を中心に明治政府の省庁、陸軍施設、大学、そして明治初期の市街地や道路網、水路(堀)の状況などを読み取ることができ、現代地図と比較することで当時から現在への変化を把握することができます。
なお、本サイトでは明治元年から明治20年頃までを「明治初期」として扱います。また、扱う地図が明治初期の史料であることから、時代背景を理解しやすくする目的で、和暦を基本表記としています。
明治初期の東京と測量機関の変遷
既存文献に基づき、明治初期の東京の姿、測量機関の組織的変遷、そして当時作成された地図を紹介しています。
>明治初期の東京と測量機関の変遷
東京図測量原図・東京図の概要
東京図測量原図および東京図の概要を整理するとともに、東京図測量原図が都市計画の専門家から良質な史料として評価されていることについても紹介します。
>東京図測量原図・東京図の概要
東京図測量原図・東京図の索引図
東京図測量原図および東京図の索引図に加え、図郭の位置を現代地図上で確認できる索引図も掲載しています。
>東京図測量原図・東京図の索引図
東京図測量原図・東京図の地図記号
東京図測量原図および東京図を1図ずつ確認し、表示されている地図記号を整理しました。その結果をもとに、記号の種類や特徴を把握しやすいよう一覧表としてまとめ、掲載しています。
>東京図測量原図・東京図の地図記号
東京図測量原図の見どころ(土地利用・歴史的考察)
東京図測量原図には、土地利用や歴史的背景を読み取ることができる多くの特徴があります。本ページでは、その中から特に注目される見どころを紹介します。
>東京図測量原図の見どころ(土地利用・歴史的考察)
東京図測量原図の見どころ(都市施設・歴史的変遷)
東京図測量原図には、都市施設の配置やその歴史的変遷を読み取ることができる多くの特徴があります。本ページでは、その中から特に注目される見どころを紹介します。
>東京図測量原図の見どころ(都市施設・歴史的変遷)
参考資料・問合せ先・利用に関して
東京図測量原図及び東京図の研究に利用した文献・資料の紹介、本サイトに関する問合せ先、本サイトの利用に関するページです。
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地図の出典
本サイト内の東京図測量原図(原図)は、『国土地理院所蔵 五千分一東京図測量原図』を加工して利用
本サイト内の東京図(印刷図)は、『国土地理院所蔵 五千分一東京図』を加工して利用
本サイト内の震災地応急測図原図・自然災害伝承碑(画像)は、国土地理院HPから引用
本サイト内の現在の地図は、国土地理院「地理院タイル(標準地図)・(淡色地図)・(陰影起伏図)」を加工して利用
留意事項
東京図測量原図および東京図は、国土地理院の地理資料です。この地理資料には今日の目からすれば適切でない表現を含んでいる可能性もあります。刊行当時の時代を表す歴史的 ・学術的資料としての趣旨を御理解・御留意ください。
また、画像データとして提供されている地理資料は、どなたでもご利用いただけます。利用条件の詳細は、古地図コレクションHPの「ヘルプ等-閲覧規則」をご確認ください。
更新履歴
2026.7.19 ホームページ公開